お茶のお供に、上品でやさしい甘さの羊羹はいかがでしょうか?
今回は、こだわりの本当に美味しい羊羹を7つご紹介します。
甘さ控えめの羊羹だと、幅広い層におすすめなので、プレゼントにも最適です。
自宅用にはもちろん、手土産にもぜひ選んでみてはいかがでしょうか?
新鶴 塩羊羹
長野県の諏訪では塩羊羹が名産で、お土産店ではいろいろなお店の塩羊羹が売っています。
新鶴の塩羊羹はそのようなお土産店では目にすることなく、諏訪に住む知人から頂いて、はじめて口にしました。
塩羊羹なので普通の羊羹のような黒さはなくグレーのような色合いなので、それが返ってお皿に乗せた時に品があるお菓子となります。
味もほどよい甘さに塩加減が感じられ、お茶に最適です。
もちろん他の飲み物にも合います。
どんなお店なのか調べてみると下諏訪の諏訪大社秋宮の近くにある老舗でした。
たまたまドライブで下諏訪まで行ったので、せっかくだからと新鶴のお店まで足を運ぶと、建物も古い昔ながらの感じがあり、引き戸を開けて中に入ると、創業明治6年の時のままのような趣ある店内でした。
お土産にと一口塩羊羹を何個か買おうとしましたが売り切れていたので、小の塩羊羹を自宅用に購入しました。
賞味期限が1週間なのでなかなか食べきれないのですが、ラップで包み冷凍しておき、食べたい時に常温で解凍すれば買った時と変わらない美味しさを味わえます。
他の塩羊羹を食べてみてここの塩羊羹を食べると品のある味わいを感じることができると思います。
また食べたくなる美味しさです。
こつめ
古見屋羊羹 田舎羊羹
古見屋羊羹さんの田舎羊羹は、他の羊羹とは少し違い、餡が粒餡になっていて、さらに羊羹のまわりが固くなっていてるため、食べた個所によって味わいが変わります。
羊羹といえば、渋いお茶が合うと思うのですが、古見屋羊羹さんの田舎羊羹は、コーヒーにも合いますし、ホットミルクと食べてもとても合います。
私は、ブラックのコーヒーと一緒に、手でちぎって食べるのが、大好きな食べ方です。
子供は、ホットミルクにつけて食べたりしてます。
もともとは母の友人の大好きな羊羹で、私もそのおすそ分けをいただき、よく食べていたため、大好きになりました。
私は店頭では見かけたことがないのですが、どうしても田舎羊羹が食べたくなることがあり、スイーツをネット注文とかはしたことがなかったのですが、田舎羊羹だけはネット注文をしてでも食べたいと思う羊羹です。
一袋結構大きな羊羹が一本入っているのですが、一人でもペロッと食べてしまうほど、食べやすい羊羹です。
しずく
竹風堂 栗ようかん
長野県にある竹風堂の栗ようかんは、信州・小布施産をはじめとする国産の栗だけを使った栗餡だけで練られた栗羊羹です。
合成保存料や着色料が無添加で、栗のもつ自然な色合いと味わいを楽しむことができます。
普通サイズの他手軽に食べられるミニサイズもあります。
羊羹というと、普通のこし餡で作られたものしか馴染みのなかった私の中では羊羹=甘ったるいイメージがありました。
しかし、竹風堂の栗ようかんはそれまでのようかんのイメージとは全く違っていたのです。
学生時代から信州に住んでいたその方が遠方に住む私のために贈ってくださったその羊羹は、栗のそのものの色をしていました。
栗の味がしっかりしつつもやさしくて奥ゆかしい味わいでした。
派手ではないけれど栗というものを大事にして究極に突き詰めて作られた羊羹と、飾り気がなく学問を追究しようとするその方の生き方とが重なっていたようなきがします。
すっかりとりこになった私はその後親戚や知人にもこの羊羹を紹介してきました。
もちろん家族も皆この羊羹が大のお気に入りです。
fuji3(41歳・女性)
(有)北海まりも製菓 まりも羊羹
北海まりも製菓のまりも羊羹は、阿寒湖周辺でしか買うことのできない珍しい羊羹です。
見た目も、まりもそっくりの小さい球型の緑色で、羊羹を包んでいるビニールをつまようじで刺してはがして食べるユニークな羊羹です。
味は1種類のみですが、しつこくない甘さとちょうどよい一口サイズの大きさなので、お茶と一緒についつい何個も食べてしまう羊羹です。
ユニークな見た目から、お土産としても話のネタになりますし、初めて見る方には珍しさで受けも良いです。
私自身子供の頃にお土産としてもらったまりも羊羹のおいしさと食べ方に衝撃を受け大人になった今でも羊羹が食べたくなると、まりも羊羹を思い出してしまいます。
販売地域が限定されているので、直接買いに行くことは難しかったのですが、今ではインターネットでも購入可なので、自分用としてだけでなく、年配の方へのちょっとした菓子折りや小さい子供がいる際の集まりにちょっとした話のネタになればと購入することもあります。
子供たちも爪楊枝を刺して、楽しく食べています。
debora(26歳・女性)
舟和 芋ようかん
大手デパートや関東へ出かける際に羽田空港などでしか手に入らないので、行くと必ず買います。
芋羊羹という和菓子でありながら芋本来の旨み、またスイートポテトのようなスイーツ感覚で食べることができ、1度食べると止まりません。
浅草の伝統的なお店ならではの素朴な味わいに少し洋菓子のような風味もあるので和菓子嫌いな人でも楽しめる味なところもお土産に選ぶポイントです。
値段的にはさほど安くもないのですがお求めやすい価格でお持たせにもピッタリです。
ホクホクとした触感やしっとりたした舌触り、なめらかな芋の食感がたまりません。
最初は友人からのお土産でいただいたのですが貰ってすぐに検索して次に関東に出向いた際にはすかさず買い求めました。
今ではすっかり私の定番東京土産のひとつです。
渋いお茶にもあいますし、玄米茶またコーヒーや紅茶にもとっても合うのでそのときの気分で飲み物を選んであわせています。
地方に住んでいるのでなかなか地元で手に入らないのがネックですが、たまに物産展などがあるとついついデパートまで買いにいってしまいます。
老若男女問わずおすすめできるスイーツです。
かおぽん(35歳・女性)
餅文総本店 ういろう
餅文総本店のういろうは、工場で大量に作っている一般的なういろうとは違い、手作り感が分かるとてもおいしいういろうです。
以前、お土産でもらったことがきっかけで知ったういろうなんですが、その買ってきた方も地元の人にこれは美味しいと紹介された物だと言って得意げに渡されました。
詰め合わせで、栗、よもぎ小豆、桜の三本入りだったのですが、3本ともボリュームがあり、どれも初めて食べるような味でとてもおいしくいただいたのを記憶しています。
それ以来、餅文総本店のういろうの大ファンになり、何度もお取り寄せしています。
一年に何度かその味が懐かしくなり、送料がもったいので、一度に5本くらいは購入にして家族で食べています。
初めて食べた時の栗、よもぎ小豆、桜は毎回注文しますが、それ以外に抹茶も白も黒も美味しいです。
柔らかすぎず硬すぎずちょうどいい柔らかさで、甘すぎないところが気に入っています。
私も子供たちも大好きで、家族で競争して食べています。
なお(43歳・女性)
すや 栗きんとん
岐阜県で有名な栗きんとん屋で、消費期限も4日間ほどですが、それだけ新鮮そのものです。
6個で1,500円以上する高級品ですが、甘さも控えめでなめらかな中にも栗の食感がほんのり感じられて、濃い味わいです。
お茶うけにも良いですが、個人的には牛乳と合わせて食べるのも美味しく思っております。
手土産でも喜ばれますし、9月から1月あたりまでの期間ではありますが、ネット注文もできます。
栗と砂糖のみのシンプルな材料から作られていて、その年その年の栗の味を感じられます。
大きさも45ミリほどあり、1個の大きさも上品ながら満足できる1個です。
百貨店にも店舗を構えているところはあります。
創業は元禄年間で由緒ある老舗で、岐阜県中津川市にある本店も店内や外観の赴きが風情があります。
他にもようかん等も販売されていますが、やはりなめらかな口どけの栗きんとんが1番人気が高く、他の栗きんとんと食べ比べても断トツで香りも味わいも違いがあります。
なっつん